ある日、ちょっと車で出かけようとエンジンをかけた瞬間、思わぬ事態が発生しました。
「あれっ、エンジンがかからない…?」
不安な気持ちでマルチディスプレイを確認すると、そこには無情なメッセージが。
「プッシュボタンスタートシステムが異常です。点検を受けてください。」
ディーラーへの相談と現実のギャップ
すぐにディーラーへ連絡を入れるも、返ってきたのはあっさりとした回答。
「ロードサービスにご連絡ください。」
昔なら、営業時間内であればサービスの方が出張対応してくれたり、営業の方が駆けつけてくれたりしたものです。しかし、これも時代の流れ。働き方改革や効率化の影響でしょうか。
ロードサービスに感謝、でも納得いかないメッセージ
ロードサービスの方に見てもらい、無事にエンジンをかけてもらいました。どうやらバッテリーの電圧不足が原因とのこと。
「えっ、30分前に普通に乗ってたのに?」と思いましたが、現代の車は少し違うようです。とにかく感謝。
でも、ひとつ気になるのは、マルチディスプレイのメッセージ。
「プッシュボタンスタートシステム異常」なんて表示されても、普通のドライバーにはピンときませんよね…。「バッテリー電圧低下」って具体的に教えてくれたらもっと早く対応できたのにと思いました。
数週間後に再び警告!
しばらくは問題なく走行できていましたが、数週間後に再びディスプレイに異常メッセージが。
「バッテリーマネジメントシステムが異常です。点検を受けてください。」
今度はエンジンがかかるので、一応走行は可能。再びディーラーに連絡すると、その時の担当者は、「バッテリー交換しますか?」という提案。
でも、なんとなく納得がいかず、今回は断って自動車部品量販店へ行きました。
自動車部品店での点検結果と今後の対策
量販店で点検してもらうと、結果は「充電量38%、健全性100%」とのこと。
つまり、充電が減っているだけでバッテリー自体は問題ない状態。そこで、ジャンプスターターを購入して帰宅しました。メッセージも消えたのでひと安心。
冬を前にした教訓
これから寒くなるとバッテリーの性能が落ちることもあり、慎重に様子を見つつ交換を検討しています。昔はセルの回り具合でバッテリー上がりを察知できましたが、最近の車は一定の電圧を下回るとセルを回さない仕様になっているとのこと。これも保護機能なのでしょうが、気づきにくいのが難点ですね。
何よりも、マルチディスプレイのメッセージをもっと分かりやすくしてほしい!
これからの季節、みなさんもバッテリーの状態には十分注意して、安全にお過ごしくださいね。