Windows PC 音が出ない?サウンド デバイス消失時のトラブルシューティング

Windows PC から音が出ない? 原因特定と解決策

Windows PC を使用中に突然音が出なくなるトラブルは、多くの方が経験する可能性があります。音楽、動画、ゲームなど、PC のサウンド機能は様々な場面で利用されるため、音が出ないと非常に不便です。本記事では、Windows PC で音が出なくなる原因を特定し、初心者でも簡単に試せる解決策をステップ形式でご紹介します。

症状の例

  • PC から全く音が出ない。
  • 特定のアプリケーションでのみ音が出ない。
  • 音量がミュートになっていないのに音が出ない。
  • スピーカーアイコンに「×」マークが表示されている。
  • サウンドデバイスが認識されていない。

考えられる原因

  • デバイスマネージャーの問題: サウンドデバイスが正しくインストールされていない、またはドライバが破損している。
  • サウンド設定の問題: 誤った出力デバイスが選択されている、または音量がミュートになっている。
  • ハードウェアの問題: スピーカーやヘッドホンの物理的な故障。
  • Windows Update の問題: アップデート後にドライバが互換性の問題を起こしている。
  • アプリケーションの問題: 特定のアプリケーションがサウンドデバイスを占有している、または設定が誤っている。
  • ウイルス感染: マルウェアがサウンド機能を妨害している。

試すべき対処手順

ステップ 1: 基本的な確認

まずは、以下の基本的な項目を確認しましょう。

  • スピーカーやヘッドホンの電源が入っているか、正しく接続されているか。
  • 音量がミュートになっていないか、音量が最小になっていないか。タスクバーのスピーカーアイコンをクリックして確認してください。
  • 複数のサウンドデバイスが接続されている場合、正しいデバイスが選択されているか。タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンドの設定を開く」から確認できます。

ステップ 2: デバイスマネージャーの確認

サウンドデバイスが Windows に正しく認識されているか確認します。

  1. Windows キー + X を押し、「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」を展開します。
  3. サウンドデバイスに黄色の警告マークや赤いエラーマークが表示されていないか確認します。
  4. 警告マークやエラーマークが表示されている場合、デバイスを右クリックし、「ドライバの更新」を選択して、自動的にドライバを検索してインストールします。
  5. それでも解決しない場合は、デバイスを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択してから、PC を再起動します。再起動後、Windows が自動的にドライバを再インストールします。

ステップ 3: サウンド設定の確認

出力デバイスの設定が正しいか確認します。

  1. タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンドの設定を開く」を選択します。
  2. 「出力」セクションで、使用するデバイスが選択されているか確認します。
  3. 「デバイスのプロパティ」をクリックし、「空間オーディオ」が無効になっていることを確認します(有効になっていると音が出ない場合があります)。
  4. 「サウンドコントロールパネル」をクリックし、再生タブで使用するデバイスが「既定のデバイス」に設定されているか確認します。
  5. デバイスを選択し、「プロパティ」をクリックして、「レベル」タブで音量がミュートになっていないか、音量が最小になっていないか確認します。
  6. 「詳細」タブで、既定の形式が適切に設定されているか確認します。通常は「24 ビット、48000 Hz (スタジオ品質)」などが推奨されます。

ステップ 4: Windows Audio サービスの確認

Windows Audio サービスが実行されているか確認します。

  1. Windows キー + R を押し、「services.msc」と入力して Enter キーを押します。
  2. 「Windows Audio」サービスを探し、状態が「実行中」になっているか確認します。
  3. 「Windows Audio Endpoint Builder」サービスを探し、状態が「実行中」になっているか確認します。
  4. 停止している場合は、サービスを右クリックし、「開始」を選択します。
  5. サービスを右クリックし、「プロパティ」を選択して、「スタートアップの種類」が「自動」になっているか確認します。

ステップ 5: トラブルシューティングツールの実行

Windows に内蔵されているトラブルシューティングツールを実行します。

  1. 「設定」アプリを開き、「システム」→「サウンド」を選択します。
  2. 「トラブルシューティング」セクションで、「出力デバイスのトラブルシューティング」を実行します。
  3. 画面の指示に従って、トラブルシューティングツールを実行します。

ステップ 6: BIOS/UEFI 設定の確認

ごく稀に、BIOS/UEFI 設定でサウンドデバイスが無効になっている場合があります。PC のマニュアルを参照し、BIOS/UEFI 設定を確認してください。

ステップ 7: ウイルススキャン

マルウェア感染が原因で音が出なくなる可能性も考慮し、ウイルススキャンを実行してください。Windows Defender や、信頼できるウイルス対策ソフトを使用してください。

ステップ 8: Windows の再インストール

上記の方法を試しても解決しない場合は、最終手段として Windows の再インストールを検討してください。再インストールを行う前に、必ず重要なデータをバックアップしてください。

やってはいけないこと

  • 信頼できないドライバのインストール: インターネット上で配布されているドライバの中には、マルウェアが仕込まれているものがあります。必ず公式サイトからダウンロードするか、Windows Update を利用してください。
  • むやみなレジストリの編集: レジストリの編集は、システムに深刻な問題を引き起こす可能性があります。専門知識がない場合は、レジストリの編集は避けてください。

データを守るための注意点

トラブルシューティングを行う前に、必ず重要なデータのバックアップを取ってください。万が一、システムに問題が発生した場合でも、データを失うリスクを軽減できます。OneDrive などのクラウドストレージサービスや、外付けハードディスクなどを活用しましょう。

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