本日はKCSの社内DXについてお話しします。デジタルトランスフォーメーション(DX)は、単なるトレンドではなく、私たちの働き方やビジネスを根本から変える力を持っています。本記事では、私たちの会社がどのようにDXを推進しているかをご紹介します。
1. DXって何?
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を使ってビジネスや業務の在り方を変革することです。新しい技術を導入するだけでなく、それを活用してビジネスモデルを進化させることがポイントです。
2. どうしてDXが必要なの?
市場の変化や顧客ニーズに迅速に対応するためには、DXが欠かせません。私たちの会社も競争力を維持し、成長を続けるためにDXを積極的に進めています。
3. 社内DXの取り組み
これまで私たちの会社ではGoogle Workspaceの導入や勤怠・労務・給与の一括管理にMoney Forwardを活用するなど、様々なクラウドツールを導入して社内DXを進めてきました。
今日は私たちの会社が進めているDXの一環として、クライアント先に訪問する際の自家用車使用に伴うガソリン代経費精算のデジタル化についてお話しします。この取り組みがどのように業務効率を向上させているのか、具体的な方法とその効果をご紹介します。
4.従来の経費精算フロー
従来、クライアント先への訪問にかかるガソリン代の経費精算は手動で行われていました。紙媒体からEXCELへの転記作業で二重入力が発生しており、この方法では時間がかかり、ミスが発生しやすく、また管理が煩雑でした。
5. 運転日報アプリ
上記課題を解決するために自社で運転日報アプリを開発しました。このアプリは、従業員が走行距離を簡単に記録し、ガソリン代の経費精算を効率化するためのものです。
運転日報アプリの主な機能:
- メーターOCR読み込み: スマホでメーターを撮影するとクラウドOCRで走行距離を自動記録。手動入力の手間を省き、入力ミスをなくします。
- 経費申請の簡素化: アプリを使って、一ヶ月の走行距離のPDFファイルを生成し、EXCELへの転記の手間を削減。
6.アプリ導入後の経費精算フロー
アプリを導入することで紙への手書き作業を削減し、二重入力をなくして経費精算を簡素化することができました。紙→Excel→Money Forwardと3つのステップとなっていた作業を簡素化し、DX化への一歩を踏み出しました。今後は運転日報アプリからMoneyforward経費APIで連携し、ボタンひとつで経費申請が行えるようにアップデートしていく予定です。
7.まとめ
「DX=システム化」のイメージをお持ちも方も多いかと思いますが、実際にはそれ以上の広がりと深さを持っています。単に既存の業務をデジタルツールに置き換えるだけでなく、業務プロセスやビジネスモデルそのものを革新し、より効率的かつ効果的にすることを目的としています。DXは未来を切り拓くための重要な鍵です。私たちの会社では、業務のデジタル化、データ活用、クラウドサービスの導入を通じて、DXを積極的に推進しています。これからも成長を続けるために、DXを進めていきます。
弊社ではDXコンサルティングも承っております。企業の業務フローを解析し、最適なデジタルソリューションを提案・実装することで、業務効率の向上とコスト削減を実現いたします。