WindowsのWi-Fi接続トラブルシューティング
Windows PCでWi-Fiに接続できないという問題は、多くのユーザーが経験する一般的なトラブルです。この記事では、Wi-Fi接続の問題を解決するためのステップと、将来的な問題を予防するためのヒントを解説します。
症状の例
- Wi-Fiネットワークの一覧に、接続したいネットワーク名が表示されない。
- ネットワーク名は表示されるが、接続を試みるとエラーメッセージが表示される。
- 接続は成功するものの、インターネットにアクセスできない。
- 頻繁にWi-Fi接続が切断される。
考えられる原因
- Wi-Fiアダプターの問題: デバイスドライバが古い、または破損している。Wi-Fiアダプター自体が故障している。
- ネットワーク設定の問題: IPアドレスの競合、DNSサーバーの設定ミス。
- ルーターの問題: ルーターの電源が入っていない、または故障している。ルーターの設定が誤っている。
- Windowsの設定の問題: Wi-Fiが無効になっている、機内モードがオンになっている。
- セキュリティソフトウェアの問題: ファイアウォールやアンチウイルスソフトがWi-Fi接続をブロックしている。
- 物理的な問題: Wi-Fiルーターとの距離が遠すぎる、または間に障害物がある。
試すべき対処手順
- 基本的な確認:
- Wi-Fiルーターの電源が入っているか確認し、再起動を試す。
- PCの機内モードがオフになっているか確認する。(「設定」→「ネットワークとインターネット」→「機内モード」)
- Wi-Fiが有効になっているか確認する。(「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」)
- ネットワークアダプターのトラブルシューティングツールの実行:
- 「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティングツール」を選択し、「ネットワークアダプター」を実行します。
- 指示に従って、問題を特定し、解決を試みます。
- Wi-Fiアダプターの再起動:
- 「デバイスマネージャー」を開きます。(Windowsキー + X を押し、「デバイスマネージャー」を選択)
- 「ネットワークアダプター」を展開し、お使いのWi-Fiアダプターを右クリックし、「デバイスを無効にする」を選択します。
- 数秒待ってから、再度右クリックし、「デバイスを有効にする」を選択します。
- Wi-Fiアダプターのドライバーの更新:
- 「デバイスマネージャー」を開き、「ネットワークアダプター」を展開します。
- お使いのWi-Fiアダプターを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
- 「ドライバーを自動的に検索」を選択し、最新のドライバーをインストールします。
- もし最新版が見つからない場合は、製造元のWebサイトからダウンロードしてインストールしてください。
- IPアドレスのリセット:
- コマンドプロンプトを管理者として実行します。(Windowsキーを押し、「cmd」と入力し、「管理者として実行」を選択)
- 以下のコマンドを順番に入力し、Enterキーを押します。
netsh winsock resetnetsh int ip resetipconfig /releaseipconfig /renewipconfig /flushdns
- PCを再起動します。
- ネットワークのリセット:
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「状態」を選択し、「ネットワークのリセット」をクリックします。
- 警告を読み、実行します。この操作により、保存されたWi-Fiパスワードなどが削除されます。
- ルーターのファームウェア更新:
- ルーターの管理画面にアクセスし、ファームウェアが最新版であるか確認します。
- 古い場合は、更新を実行します。手順はルーターの取扱説明書を参照してください。
やってはいけないこと
- 安易なドライバーのダウンロード: 提供元が不明なWebサイトからドライバーをダウンロードしないこと。マルウェア感染のリスクがあります。
- ネットワーク設定の闇雲な変更: 知識がない状態でネットワーク設定をむやみに変更しないこと。状況が悪化する可能性があります。
データを守るための注意点
Wi-Fi接続のトラブルシューティングを行う前に、重要なデータのバックアップを取っておくことを強く推奨します。ネットワーク設定のリセットなど、予期せぬ事態でデータが失われる可能性も考慮しましょう。




