SEO対策についての疑問
「○○をやっているけど、これは効果があるのか?」とか「どんなことをやるのが効果的なのか?」あるいは「やってはいけないことは何か?」などさまざまな疑問があるかと思います。
これらの質問の答えは、ひとつの本質的なことを理解するだけですべてわかります。
それは、検索エンジンを作る人達の立場に立ってその目的について考えることです。
たとえば、自社サイトをより上位に表示させるために、検索欄から特定の検索語で検索して、検索結果に表示された自社サイトのリンクをクリックしまくって、その検索語からの自社サイトのクリック数を増やすという行為は、おそらくほとんど効果がないと思われます。
なぜ、そう言えるのかというと、そういった自作自演のような作業で順位が上がるような検索エンジンというのは、検索エンジンの開発者たちがつくりたい検索エンジン像つまり「検索エンジンの目的」とは異なると思われるからです。
検索エンジンは、ユーザーが求める答えを正確に出すことが目的です。
当然、開発者たちは、そうなるように設計します。
社会に貢献したいという思いが大事
もちろん現時点ではユーザーのリクエストにたいして完全に正確にこたえることは完璧には実現できていませんが、少なくとも長期的にその方向で調整されているはずです。
したがって、上記のように検索エンジンの目的達成の邪魔をする要素は、検索順位を決める要素のなかでは価値が低いはずです。あるいは、もし現在は低くなくても今後必ず低くなるはずです。
そうでなければ、より多くクリックしたサイトばかりが検索結果の上位に表示されてしまって、ユーザーが求める答えはその検索エンジンからは得られなくなり、もはや「検索エンジン」は検索エンジンではなくなるからです。
SEOには、そのサイトの価値を最大化させるテクニックはあっても、そのサイトの価値を偽って高く評価させるテクニックはないし、もしあったとしても一時的なもので、すぐにそのテクニックは使えなくなりサイトの順位は下がります。
したがって、
SEOとは、裏技を探し出すことではなく、まずは充実した内容のあるサイトをつくり、そして検索エンジンの目的を考えてそこから逆算して施策することだと言うことができると思います。
それは何か?
誰かの役に立つより良いコンテンツをひたすら生み出すしかありません。